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植皮や人工真皮との併用
- 熱傷をはじめ、外傷などの真皮・軟部組織欠損創に対して植皮術を行う際、植皮前の母床作りのために人工真皮を用いることがあります。その際、フィブラストスプレーを噴霧することにより、植皮の良好な生着、さらには治癒の質(QOWH)を向上させることが報告されています。
フィブラストスプレーと人工真皮を併用する場合は、以下の資料をご参考ください。
- 実際の処置の流れ(左下腿部皮膚潰瘍)
- ①壊死組織等の除去
- ②創面の洗浄
- ③清拭
- ④創面にフィブラストスプレーを噴霧。
【患部の最大径が6cm以内の場合】
1日1回約5cm離して5噴霧してください。
【患部の最大径が6cmを超える場合】
最初のスプレー面にできるだけ重ならないよう、
さらに5噴霧してください。
- ④創面にフィブラストスプレーを噴霧。
【患部の最大径が6cm以内の場合】
1日1回約5cm離して5噴霧してください。
【患部の最大径が6cmを超える場合】
最初のスプレー面にできるだけ重ならないよう、さらに5噴霧してください。
- ④植皮もしくは人工真皮の貼付。(症例は植皮)
- ④植皮もしくは人工真皮の
貼付。(症例は植皮)
- 資料提供:
- 市岡 滋 先生(埼玉医科大学形成外科・美容外科)
齋藤 順平 先生(埼玉医科大学形成外科・美容外科)
- 参考資料:人工真皮との併用に関する参考資料はこちら
- 人工真皮の組織接着面にフィブラストスプレーを噴霧し貼付(下腿潰瘍)
- 臨牀と研究:80(11),2103-2105,2003.
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